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池田信夫氏の「ウェブ時代をゆく」の批評に対して 

「ウェブ時代をゆく」をまだ全部読んでないけど、既に出回っているエントリに対して言及するのでなるべく早い方がいいと思って本エントリをアップした。
あまりこういうことは書きたくないが、これはスルーできない。


池田信夫 blog:ウェブ時代をゆく

本書は、15分で読了した。何も新しいことが書いてないからだ。
おまけに「リーダーシップ」だとか「ロールモデル」だとかいうありきたりな人生論が多く、ほとんど江原啓之化している。


文章を書くときの姿勢として読者層をどこに想定するのかという極めて基本的なものがあると思うのだけれど、「ウェブ時代をゆく」の読者層が若者を想定しているのは火を見るより明らかだ。

梅田さんの文章から若者が一人でも自分の人生に対して前向きになったらそれでいいんじゃないかと思うのは甘い考えなのだろうか。
その後彼等が歩き出した果てには池田さんの指摘なさる問題点に遭遇するが、それはそのときに対処していったらいい。
池田氏の厳しい現実を突きつけられても、そしてたしかにそれはある面では正しいかもしれないが、それだけでは若者は動かないし何も変わらない。

このテの文章で一番タチが悪いのがただ批判だけで終わっていること。
結局批判だけして、じゃあどうすればいいのかについての言及が全くない。
ある案を否定するんだったら代替案を提示して下さいと言いたい。

石原千秋さんの本の中で参照されていたが、楽天イーグルス監督の野村克也氏の言葉で、「判断は誰にでもできるが決断は監督にしかできない」というのがある。
ほんとにその通りだと思う。
ある案に対して批判なんて誰にでもできるが、じゃあこの案を決定しようとするのは誰にでもできない。

全ての観点において優れている案なんてこの世の中にはなく所謂非劣解の中からどれかを選択しなきゃいけないので、現実世界ではほとんど全てのケースと言っていいほどある部分で優れていてある部分で劣っている案を選択することになる。

梅田氏の場合は、オプティミズムという観点からみた最善案を選択し、ウェブの闇の部分に止むを得ず目をつぶり"若者に"メッセージを発する"決断"をした。
そして池田氏は梅田氏が目をつぶったウェブの闇の部分をやり玉に上げて、それは違うと"判断"した。

進むべき道は自分で考えろと言われればそれまでだけれど、池田氏のような優れた方が僅かでもいいからビジョンを示してくれればその最初の一押しで後は自分で歩き始められる若者もいるはずだ。

そして、こんなことを書いたら僕は完全な梅田フリークと思われてるかもしれないが梅田氏を全面支持をしているわけではない。
こんなこと今まで誰にも言ったことはないけど、僕は育った環境に対して少しコンプレックスがある。

僕の親はどちらも高卒で、梅田氏のように父親が作家とかではない。
しかもそれに大学受験失敗の経験が合わさり、育った環境に対して少しコンプレックスがある。

今はこの親で本当によかったと思っているし、環境よりも本人の努力の方が影響が大きいし、「ウェブ時代をゆく」にて梅田氏は梅田氏で親が作家という環境によって苦労をなさったみたいなので、今はそこまでコンプレックスを感じていないけど。
ただ生まれながらにしてそういう環境で育った人に対して羨ましく思う気持ちが全くないとは言えない。
この話題は「ウェブ時代をゆく」を読み終えた後にでも詳しく書こうと思う。

閑話休題。

まあ、梅田氏のような意見に対して池田氏のような批判があってこそ全体のバランスがとれているとも考えられるけど(みんながみんな梅田氏のような考え方ではまずい気もする)、それを差し引いたとしてももうちょっと別の表現方法があったのではないかと思った。(一応池田氏もそのエントリのコメント欄にて補足されておられるが。)
ここまでぼろぼろに言われるほど「ウェブ時代をゆく」は駄本ではないと僕は思う。
少なくとも僕にとっては駄本ではない。
まあまだ全部読んでないけど。
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カテゴリ:その他

2007.12.02 Sun. 01:32 -edit- Trackback 0 / Comment 2

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この記事に対するコメント

知性あふれる文章だなぁ

理系っぽくなくて読みやすいし

URL | よしむら #-

2007.12.02 07:17 * 編集 *

>よしむら君
そう言ってもらえると嬉しい。
文章褒められたのいつぶりやろうか。

それでは今から家帰って寝ます。

URL | KuboShi #ycqBqGOY

2007.12.04 08:16 * 編集 *

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